「家族全員、しぬかも…」衝突炎上したJAL機 恐怖と混乱の5時間…乗り合わせた本紙社員が振り返る
実家の札幌に家族で帰省していた筆者は、妻と3歳の長男、9カ月の次男に義母、兄夫妻の7人で516便に搭乗した。
私の席は28列のB席。兄が窓側のA席に座っていた。窓から左側のジェットエンジンが真横に見える席だ。
着陸態勢に入ったので何気なく窓の外を眺めていると、17時50分頃、着陸すると同時に「ドン!!!」という鈍い音とともにエンジンが爆発、火の手があがった。その瞬間はなぜか悲鳴はさほどあがらなかった。私を含め一瞬、何が起こったのかわからなかったのだと思う。しかし、直後に窓の外のエンジンが異常な燃え方をしていることに気づく。「これはすぐに逃げないとしぬ」と直感した。
日本航空516便が羽田空港着陸直後に海上保安庁の航空機と衝突、炎上した1月2日の大事故。JAL便には本紙カメラマンが家族・親類と乗り合わせていました。
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) January 3, 2024
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