府はコレクションのデジタルミュージアム構想を進めていることから、上山氏は「デジタルで見られる状況にしておけば、(立体作品の)物理的な部品は処分してもいいというのはありえると思う」とも述べたが、山梨、鷲田両氏は「裏付けとして現物を持っていることは必要だ」と指摘した。
ただ、取材を進めると、約7900点ものコレクションを抱える府に、美術を専門とする学芸員がいないことがわかった。
コレクションを誰がどのように守るのか。
ハード面だけでなく、人材の不足や責任の所在の曖昧さなどソフト面での不備も見えてきた。
「デジタルで見られるなら処分も」地下駐車場美術品で大阪府特別顧問https://t.co/So82ho4BsN
— 毎日新聞 (@mainichi) August 18, 2023
府特別顧問の上山氏は「デジタルで見られる状況にしておけば、(立体作品の)物理的な部品は処分してもいいというのはありえると思う」と述べました。
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