1: 風吹けば名無し 2024/03/02(土) 10:52:20.36
給食タヒ亡事故の小学校で説明会、保護者「危険な食材との認識は」…ウズラの卵巡る質問も
福岡県みやま市の市立小学校で1年の男子児童(7)が給食で出されたウズラの卵を喉に詰まらせ、タヒ亡した事故を受け、児童が通っていた小学校で27日夜、保護者説明会が開かれた。保護者からは給食で使う食材の選定方法や、教諭らへの救急救命講習などに関する質問が相次いだという。
説明会は午後7時から約40分間、非公開で行われ、209人が出席。市教育委員会によると、事故の経緯を説明した後、保護者からウズラの卵について「(喉に詰まらせて窒息する恐れのある)危険な食材との認識をちゃんと持っていたのか」などの質問が出された。
これに対し、市教委は、文部科学省が作成した「食に関する指導の手引」で、球状の食品やパンによる窒息事故が過去に発生していたことは認識していたと回答。今回の事故を受け、当面の間、給食でウズラの卵は使用しないことを説明した上で、「一概に排除するのではなく、食材について知り、食べ方を学ぶのも食育の一つと考えている」と理解を求めたという。
また、保護者からは児童に加え、亡くなった男児の担任教諭らについても心のケアが必要との意見が出された。
終了後、記者会見した藤吉裕治教育部長は、担任教諭が昨年6月に救急救命講習を受けていたことを明らかにし、「学校側はしっかり(救命を)やってくれたと思う」と話した。事故当時、男児のいたクラスでは全員、静かに食事をしていたという。
男児が通っていた小学校では、全児童約260人に心のケアに関するアンケートや、スクールカウンセラーによる面談を実施。その結果、「食事が取れない」「眠れない」「不安が大きい」などと訴えた児童が数十人いた。
男児の遺族への対応については、待鳥博人教育長らが27日、遺族のもとを訪れ、お見舞いを伝えた。校長によると、遺族は「まだ心の整理がつかない」と話しているという。
説明会に出席した低学年の保護者の女性は「わが子にも起きるかもしれない事故だけに、学校側が安全な給食を出すように努めてほしい」と話した。
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